3月議会・伊藤えつ子議員の一般質問要旨
ワクチン接種が始まっても医師会運営のPCR検査の継続を求める
対象者全体へのワクチン接種は時間がかかるため、感染防止対策のPCR検査は、ワクチン接種と同時並行で進めるべきと求めました。
市長は市内で検査が可能な診療機関の拡充、ワクチンの本格的な開始を勘案し3月末終了と答弁しました。
高齢者通所施設、学校などのPCR検査の実施を求める
感染防止は、無症状者のPCR検査等で陽性者を発見、保護し、感染を抑え込むことです。県
は高齢者施設の抗原検査を実施しました。それ以外の高齢者の通所施設、学校、保育所など市がPCR検査を行うよう求めました。
市は、県の対応や課題を整理したいとの答弁にとどまりました。
県は、4月から高齢者入所施設の職員にPCR検査を行うと公表しました。
情報公開と市民への通知は
ワクチン接種は個人の自由意思で行われます。接種の有無で差別や不利益があってはならないと情報公開など求めました。
市は、副反応の事例についても丁寧に説明し、接種は同意がある場合に限り行う。高齢者への接種クーポン券などの個別通知は、3月下旬以降に発送予定、接種時期、受け方などは、市公式ホームページ、広報誌りゅうほうなどで周知すると答弁しました。
国民健康保険税の子どもの均等割りの廃止を求める
国民健康保険税には子供にも均等割り一人19,800円が賦課されています。子供が多いいほど保険税は上がり、子育て支援に逆行します。令和2年度分の子どもの均等割り分は2,810万円です。来年度市が県に払う国民健康保険の納付金は、今年度に比べ約8,770万円の減額です。この減額分で子どもの均等割りの廃止、減額を求めました。
市は、国や県の動向を見て令和4年度に検討が必要であると答弁しました。
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